iOS6.0.1のダウングレードについてiphoneの取り扱い注意の一つiOSを一度アップグレードしてしまうと後戻り出来ないルールがある。パソコンとシステムの関係と同じくiOSは端末の出荷当時もしくはそれに近い修正版が最も良いとも思われ…生年月日があまりにもかけ離れば開発時に検証がおざなりになりバッテリー消耗や思わぬバグなど相性の問題がありうる。だから古いiphoneならなおさらappleから発行されたOSを指示通りアップグレードするのは色々問題がある。しかし4SはもちろんiOS6.01をiphone4にインストールしてみても挙動は特に問題はなさげだった。
現在、A5チップ以上は過去のSHSHがあろうが無かろうがダウングレードできないという技術的制約が付く為iphone4Sと5はiOS6.0.1からは戻す事ができない。その結果カスタマイズマニアにはiphone4と4Sは脱獄モデル&未アップグレードモデル(iOS5シリーズ)のみ高値で取引されているらしいのだが。 【ダウングレードの方法】 以前のアップル公認googleマップを使いたい、又は古いアプリが動かなくった(症例はまだ無い逆に最新アプリが使えなくなる場合有)そして脱獄をメインにして使ってるなら必須事項。まず基本的にiOSをアップグレードする時には必ずTinyUmbrellaでその時点のSHSHをキープしておかねばならない。アップグレードしてからではその端末では二度と戻る手掛かりを失うからだ。TinyUmbrellaとRedsn0w 0.9.15を使い過去のSHSHを頼りにネット上に現存する過去のiOSデータ.ipswを指定して作業していく訳だが ●iphone古いiOS→●脱獄→●古いiOSのまま入獄 の手順ではどうやってもエラーを吐いて出来なかったのだ!そのままappleの思惑通りiOS6.0.1で復元をかけないと入獄できないという…つまり一度脱獄すると、最新に書き換えないと戻せないという結果に… ●TinyUmbrellaを使うSHSH取得し復元する方法(Mac) ①まずTinyUmbrella-6.01.01を立ち上げて、左のバーで取得したいiphoneを選択する ③下のボックスGeneral内にiphoneの復元出来る世代のSHSHと(ビルド)が出てくる。 ④Generalボタンの右端のAdvanced行くとSave SHSH Directoryの中に保存先が選択されている \r\n ⑤データの確認が出来たらStart TSS Server を押して認証サーバーにする (Macでは システム環境設定>共有>web共有を切っておかないとボタンが押せない) ⑧Start TSS Serverが機能している状態でiphoneをDFUモード→iTunesにiphoneを認識させる ⑨ネットから該当する.ipswをローカルに落としておくVer以下(ビルドNo.)も照合しておく ⑩optionを押しつつ“iphoneを復元”を押し.ipswを聞いてくるのでローカルのファイルを指定 つまり、本来iTunesで復元すると最新Ver.の.ipswしか許可されないものがTinyUmbrella\'s TSS serverによって過去の.ipswで復元することが出来るのだ。しかし何処か設定ミスか「不明なエラー XXX」が出て先に進めなくなってしまう。不明なエラーコード1013エラーと21エラー、11エラー最終的には「要求されたビルドはこのデバイスには適切ではありません」となってしまった。21、11エラーは情報によるとセキュリティソフトの障害なのだが…もしくはWindowsで作業したら出来たかもしらない…とりあえず面倒くさくなり最新の6.0.1で復元してその後、以下に記載したRedsn0w 0.9.15でiTunesを使わずダウングレード=古いiOSで復元する事となり穴の開いたA4チップだからこそ出来る手順となってしまった。 ●Redsn0w 0.9.15による復元(Mac) iTunes側から取得したSHSHとipwsを使って復元させてもエラーコード1013から21や11、あげくにビルドがあってないと言われお手あげ状態になる。ちなみに脱獄した端末からの入獄→ダウングレードだったので/private/etc/の“hosts”ファイル内の「74.208.10.249 gs.apple.com」とCydiaのサーバーIP「17.112.176.11 gs.apple.com」のAppleのサーバーIPを冒頭に♯を付けてコメントアウト(無効)にしたり、生成されるhosts.umbrellaを消したりしてもダメだった(涙)。※Macの場合ターミナルで書き換えも可能だが 結局一旦iTunesでiOS6.0.1にしてからRedsn0w 0.9.15によって旧OSに戻した訳だが。その際ローカルで落としたSHSHで上手くいかずcydiaのサーバーで取得されていたSHSHからアクセスしてなんとかiOS5.01に復元ができた。結構、最新OSがリリースされた為ダウングレードしたい=入獄のパターンが多いと思うのでボタン一つ間違えば取り返しがつかなかったりと骨が折れる作業だ。 ■復元したいiPhone等のデバイスをPCにUSB接続しておいておく。
■接続されているのを確認したらRedsn0wを起動し、『Extras』を選択。続いて一番下にある『Even more』を選択。 ■『Restore』項目を選択→復元するためのファームウェアを指定しますので、『IPSW』をクリックする。 ■復元したいバージョンのファームウェアを選択する。 例えばiPhone 4 を iOS 5.1.1にダウングレード・復元したい場合は「iPhone3,1_5.1.1_9B206_Restore.ipsw」を選択する。 ■ファームウェアを選択すると「ベースバンドを維持するか?」と質問してくるのでSIMアンロック等のためにベースバンドを維持する場合は『はい』を選択。そしてデバイスの電源をオフにし、画面右下の『Next』を選択。 ■選択するとDFUモードに入るための手順が開始され電源がオンのままではこの「Next」が押せませんので、必ず電源はオフに。DFUモードへ入れる手順は以下の物になる。 ①パワーボタンを”3秒間”押し続ける。 ②パワーボタンを離さずに、ホームボタンも一緒に”10秒間”押し続ける。 ③パワーボタンのみを離し、ホームボタンを押し続ける。 ■DFUモードに入ることに成功するとRedsn0w側ですぐに作業が始まりるので、そうなれば手を離しても大丈夫。もしDFUモードへ入ることに失敗しても、また最初から行うことが出来ますので焦らずじっくり…。 ■DFUモードに入るとそのまま復元作業が実行されるので、終了まで待機。
また、通常は自動でSHSHを選択してくれるが、環境によっては手動で選択する事が必要になる場合がある。そのときは「Local:TinyUmbrellaで取得したSHSHを選択」もしくは「Remote:CydiaサーバーからSHSHを自動で取得&選択」のどちらかを使ってSHSHを選択する様にする。(実作業ではここでローカルのSHSHは蹴られてしまった) \r\n ●iFunBoxでiphoneのファイルを覗く iphoneはifunBoxを使うとiTunesと同じく許可された領域が見れる。さらに脱獄すると全ての内部ファイルとアクセスできる様になる。以前DreamweverからFTPで繋げていたが最近アクセスが上手く出来てなかった。例えば起動画面を変更したいと思えばLiberary>BootLogoに入っている画像を差し替える事でカスタマイズできる。(脱獄+BootLogoアプリと併用して)iFileを使いiphone上で文字や仕様を変更するのと同じ要領なのだが…ここまでいくと際限なくシステムが触れてしまうので(又は外部から侵入され)異常が出る原因になり修復不可になる。つまりこれが脱獄行為がappleで禁止事項とされる本来の理由である。 ●iphone4の使用脱獄アプリ一覧
脱獄する際はまずダウングレードと入獄方法を確保してからやりましょう。
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