新左軸ゴルフスイング考察
| 【新左一軸スイングとは】
曲がらないスイングではボールに対してシンメトリーに振りたいゴルフの場合、静的→動的へ始動するためギッコンばったんし易く、常にニュートラルなポジション を得る為に動きを引き算してやや左サイドに軸足を置いておくという措置が必要。 そして、最終的には、第7脊椎を不動の中心(意識的にではなく結果的に)として体勢が余り崩れない様に思いっきり振り切る。 さらに出来るだけ力率を損なわない様ナチュラルかつ最大限にクラブを大きく縦てスイングする。
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新左軸スイングについて…
ひと昔前最強で大好きだったカリーウェブ(オーストラリア出身)が活躍した時代の理論。元祖オージー理論はまさに終始左に乗ったままのスイング。改めて考えたらオージは大ぶり、もしくはもろに明治の大砲型プレイヤーの為の処方箋。まー誰でも7iまではほぼ1軸だけど…当時はかなり窮屈で受け入れられなかった。 現在タイガーはショーンフォーリーの教えを採用左軸意識でスイング改造している。石川遼も左軸を意識してるらしいが彼位になるとしっかり右足に体重が乗り切る2軸っぽい“左軸スイング”なので理想に近いものがありそれがいわゆる“新左軸スイング“といわれるもの。 そもそもゴルフって本来理論以前に左軸が大前提じゃないのでは?と思うふしがある。少なくとも左軸が基本で一瞬右に軸が移っちゃうみたいな…つまり、止まってる球を弾くエネルギーは一旦振りかぶるしかなくその時に軸は必ず後ろ(右)にズレるのが必然。 いづれにしてもボールに対して、第7脊椎を不動の中心と左股関節&左膝の位置がボールに対して不変なら大きなミスが減ってくるハズ。
トップとフィニッシュの位置が常に一定に
実際はテイクバック時、力が後ろに向かうから左軸は飛行線側に残す感じだけど…等々、前半=蓄積と後半=放出では身体の使い方がシンメトリはありえないのだが、おおよそ左軸=左膝を中心にトップとフィニッシュのクラブの位置を一定にするのが理想の流れ。
《相反する縦と横の融合 》 ●縦力のショートスイングはバワーの源。左腕も伸びるしトップも肘から高くなるからショートスイングは基本中の基本だと思ってる。 ●横力のオンプレーンが曲がり幅を抑制。ショートスイングの欠点は小手先で上げてしまう事連続素振りでクラブが行きたい方向に振って補正。
こういうチェックポイントってマイブーム的要素濃いが…脇締め~腰閉じ~体重移動~軸不動等は全スポーツ共通で…
内向きエネルギーで効率よい安定&再現性
始動での左膝踏み込みを増すと(※自分的フォワードプレス)トップでのテンションが高まり、浅いトップでも切り返しが鋭くなる。しかしフィニッシュ以降でそれ相応の左側の踏ん張り等の抑制がないと奇麗な扇が描けずに引っかける。そこは本人のポテンシャルと相談で緩んだスイングは御法度だけど作った引っ張り踏ん張りや、軸を常に崩さないアベレージ的パワーが絶対条件なのだろう。 大前提として中心や軸ってきっちり設定しすぎるとぎこちなくなる。もっとリラックスして気持ちよく振り切りたいので上手くバランスを取りながら第7脊椎が不動で有れば良い。加えてさらにシャープに振るべくグリップを素早く畳み込む事もシャドウスイングで刷り込んどくべし。
シンメトリの定義
シンメトリーを意識する場合正面と背面後方からのアングルで立体的に考える。もちろんどちらが欠けても曲がるもの。 ミドルアイアン以下は直線的にぶつけても曲がらないが…
| 《正面から見た場合》
トッ プポジションと フィニシュポジションが 左右対称か?が見れる。 つまりトップで オーバースイングになったり インパクトまでの力が強すぎて、 フィニシュが力負けし クラブが寝てしまうと、 フィニッシュが収まり切れずに 小さくなる、 もしくは左脇の畳みが 90度より肘が下がり 結果的に引っかけてしまう。
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| 《後方から見た場合》 トップとフィニシュの シャフト角度が揃ってるか? で解る 実際は腕はややフラットに 回転してるが、 シャフトとヘッドは プレーンの上を通過させる (トップ→ダウンのみ フラットになるが…)
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外見や理屈はともかく実際スイングする時ボールの位置を頂点とした扇となるシンメトリーに振る意識しか持たないというか持てないハズ。 だからクラブを立てつつトップでフラットにしたりフィニシュでまた立てたりする等一番身体が緩み易く力任せにスイングすればするほど横降りになってしまう部分は常にゆったりスイングでチェック!!普段の素振りでやっとくべき事。以上が出来てない限りは、一生シンメトリーは語れない。 新左軸スイング考察yahooblogindex
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